「ハリポタ」しかり、「世界の中心で愛を叫ぶ」しかり。
どっちも読んでません。意地で。
ちょっと読みたかったりもするのだけれど。
現在は、「国内の児童書」強化月間。
といっても、児童書って以外に高価なので、図書館にあるもの限定。
・荻原規子「勾玉三部作」
むちゃくちゃ面白かった。コバルトとかのライトノベルと似たようなノリ。
１作目の「空色勾玉」は特に、氷室冴子の「銀の海金の大地」が好きな人なら絶対にハマる。
１番好きなのは「薄紅天女」
キャラクターで一番好きなのは「白鳥異伝」の菅流。
菅流は本気でカッコイイ。ちょっと口では説明できないほど良いので、ぜひ読んで欲しい所。
・たつみや章「月神の統べる森で」「地の掟月のまなざし」「天地のはざま」
「月冠の巫王」「外伝･裔を継ぐ者 」は未読（返却待ち･･･）
事前情報無しに、背表紙で選んだ本。
「薄紅天女」に続きアテルイ（阿弖流為）登場。
エミシを書くなら出さずにはいられないほど重要な歴史上の人物だと。
どっちに出て来るアテルイもあまり史実とは関係ないですが（多少はあるか？）
しかし驚いた･･････まさかたつみや章が秋月こおの別名義だとは･･････
今タイトルを確認するために検索かけて、初めて知った。
真剣に驚いた。ここ半年で一番、くらいに驚いた。
BLオンリーの人だと思ってたから。こっちサイドの文体の方が断然好き。
この文体でBL書いてくれればまた読むのに。（「秋月こお」の方は最近読んで無いな･･････）
・あさのあつこ「Ｎｏ．６ ＃１」
「＃２」を読んでる最中。
挿絵が写真で、しかも最初の１枚が両目のアップで大層ビビった。
これ児童書か？どう考えても児童書じゃないと思うんだけど。
･･････どうもBLの匂いがするのは私がヨコシマだからか。
どれも児童書に分類されてるぐらいだから、読みやすくて時間的にも「さくっ」と読めて良い。
でも内容は大人が読んでも（むしろ大人の方が）楽しめる。
「児童書」として括ってしまうのが非常にもったいない。
乙一が「失はれる物語」のあとがきで「ライトノベル」について書いていた事は、
「児童書」にも当てはまると思う。
（詳しくはグーグルで検索したら、他の人が大体書いていたので割愛）。
両者を比べれば児童書の方が「地位」としては上な気もするけれど、「ハードカバー」の一般書籍に比べたら、やっぱり一段低いものとして見られているような気がする。
私はライトノベルかどうか以前に、ハードカバーで出版されたものは図書館で借りるか、
しつこく文庫化を待ちます。なぜならハードカバーは重くて、しかも高価だから。
電車の中で読むのにハードカバーはつらいです。
（ちなみに新書版の２段組もあまり好きではない）
この文庫待ちのタイムラグが無ければ「亡国のイージス」をもっと早く知れただろうに。
ああ、もったいない。（結局「終戦のローレライ」は待ちきれずに図書館で借りて読んだ）
ライトノベルの地位が向上するといいなぁ、と。
「イージス」「ローレライ」、映画化非常に楽しみです。
･･････キャストが微妙だけど。
チョコ食べたら右上の奥歯が付き抜ける様に痛かった。
